「MOSTLY BAMBOO」阪東 幸成 著
- A5横ノビ版(表紙は横で、中身は縦です)
- カラー38ページ
- 総357ページ
- 発行所 ふらい人書房
全編、英語です。*日本語翻訳版が付属します。
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- Chapter I
- Why Tonkin? Why urethane? 〜なぜトンキン? なぜウレタン?〜
- Be the pioneer / Kakuhiro Rod 〜パイオニア / 角宏ロッド〜
- A man of Japanese tradition / Kagerow Bamboo Rod 〜日本の伝統 / 蜉蝣〜
- Chapter II
- To be long, or not to be long? That is the question 〜長いか、短いか、それが問題だ〜
- Make the game difficult / Genius Rod Maker 〜難しいからおもしろい / Genius Rod〜
- Catch shaku, that's my job / Kawatsura Fly Rod 〜尺ヤマメ、請け負います / 川連フライロッド〜
- Chapter III
- First pedigree 〜最初の血統〜
- Japanese Payne / K. Murata Rod Co. 〜ジャパニーズ・ペイン / 村田ロッド〜
- Enter ye in at the strait gate / Ryuno Rod Custom 〜狭き門 / リュウノ・ロッドカスタム〜
- A painter / AWOL 〜人間バベラー / AWOL 〜
- Gone fishin' / J. Yokota Rod Maker 〜釣らずにわかるはずがない / 横田ロッド〜
- Chapter IV
- All by myself 〜オール・バイ・マイセルフ〜
- Sacred bamboo / Harada Takezao 〜聖なる竹 / 原田竹竿〜
- Beyond the material / Fagus 〜マテリアルを超え / FAGUS〜
- The true fly rod maker / Campanella 〜真のフライロッド・メーカー / カムパネラ〜
- Chapter V
- No border, no gender 〜国境と性差のない世界〜
- A good girl grows up in disciplined house / Tokachi Trout Rods 〜しつけが肝腎 / 十勝トラウトロッド〜
- Red dress among dark suits / Chako Rod 〜赤いドレス / チャコロッド〜
- Chapter VI
- The Spirit of inventor 〜発明者の気概〜
- A trout bum becomes a bamboo rod maker / Asama Rodworks 〜トラウトバム、竹竿職人になる / 朝間ロッドワークス〜
- House of invention / Maekawa Craft 〜発明の館 / 前川クラフト〜
- Chapter VII
- Experiment to the future 〜未来への実験〜
- Honda spirit / Bum Rod 〜ホンダ・スピリット / バム・ロッド〜
- A scientist / Takemoto Rod 〜サイエンティスト / 竹本ロッド〜
- Doctrine of the mean / Solid Octagon 〜過ぎたるは及ばざるがごとし / ソリッドオクタゴン〜
- Showcase 〜ショーウインドウ〜
- Last words 〜最後に〜
新刊のタイトルは「MOSTLY BAMBOO」です。バンブーロッドを中心に日本のフライロッドメーカーを18メーカー紹介しています。
ただし本編(357ページ)の言語は英語で、米国を中心とした欧米のフライフィッシャーに向けた書籍です。
といっても書籍のおよそ2/3ほどが写真なので、日本の読者のために付録として日本語翻訳版を付けます(約150ページの予定)。
付録の日本語翻訳版には写真はなく、本編に対応するページ数を記載して、読者が簡単に写真と付き合わせることができるように工夫しています。
やや変則ですが表紙が横版で、本文は縦版です。
母国語ではない言語で本を出すのはチャレンジを超えてほとんど暴挙であることはわかっています。
でも誰もやらないからやります。グローバルスタンダード・レベルまで成長した日本のフライロッドだというのに、その大半は世界のふらい人たちにほとんど知られていません。
トヨタやホンダやニコンやキャノンのように、世界に向かって羽ばたいて良いはずなのに、世界に向けた情報が少な過ぎて、日本のフライロッドが良いらしいという程度の情報しか伝わっていないことをアメリカで釣りをしていると痛感します。
これは翻訳される小説が少ないためにノーベル賞を受賞するアジア圏の作家が少ない事実と似通った事情に思えます。
フライフィッシングの世界ではリーダー、ティペット、フックなどの消耗品は圧倒的に貿易黒字国ですが、ロッドやリールという花形商品は貿易赤字どころが、鎖国してるんじゃないかというレベルです。
このイビツすぎるバランスをなんとかするための情報発信をしないと、いつまで経っても日本のフライフィッシング世界自体が世界に認知されません。
フライフィッシングも典型的なガラパゴス状態なんです。
そう思って清水の舞台どころか、スカイツリーのてっぺんから飛び降りるような気持ちで企画したのが今回の新刊です。
アメリカやイギリスなどの英語圏だけではなく、ヨーロッパやアジア圏の人々でも興味さえあれば、なんとか英語でも読んでくれるのではないかと期待しています。
阪東幸成氏 談
- フジノ リーダー & ティペット
今まで渓流釣りのハリスや鮎用の糸をティペットに使って「フライ用のティペットなんて」と玄人ぶっていたアナタ、アナタこそ違いがわかります。ぜひ一度ご使用ください。
- エアフロ ポリ リーダー
他社製品のようなブレイデッドではなく極細のフローティング&シンキングリーダーです。 使いやすさは群を抜いています。